はじめて確定申告で白色申告をすることになりそうな方や、フリーランスになったけど開業届を出すのが遅れてしまい白色申告なってしまう方は、白色申告に必要なものは何が必要かご存じですか?
今回は初めて確定申告をする方向けに、どのような準備をする必要があるのか、私が白色申告をした際に必要になったものを紹介していきます。
白色申告に必要なものは
今まで会社に勤めていたサラリーマンの方は、はじめて確定申告をする場合に、どのようにすればよいのか全くわからない方も少なくないと思います。
まず確定申告の種類に関しても、青色申告や白色申告などがあることも知らない方もいるでしょう。
今回はそのうち、私が白色申告で必要っだったものは何かを紹介していきます。
確定申告用のクラウド申告ソフト
現在は無料で使用ができる、クラウド版の申告ソフトが多数存在します。
このようなソフトを使用すれば、白色申告に必要な売上の管理を知識がなくても簡単に記録することができます。
クラウド版の申告ソフトと代表的なものは下記となります。
わたしの場合には、無料で使用できる「やよいの白色申告オンライン」を利用していました。
なぜやよいの白色申告オンラインを利用したかと言うと、確定申告に必要な情報をしっかりと紹介してくれる書籍で、やよいの白色申告オンラインを薦めていたからという実に単純な理由です。
実際に確定申告の際には、ソフトの使い方以外に何を用意すると、所得控除ができるかなどがしっかりと知ることができました。
※どのようなものが経費扱いできるのか、理解することができます。
医療費控除のための明細書
風邪などで病院に受診したり、処方された薬代、通院のための交通費などは医療費控除が受けることができます。医療費控除を受けるためにも、病院などで支払いの際に受け取った明細書をしっかりと保管しておく必要があります。
※確定申告の際に、添付して提出する必要があります。
社会保険料控除のための納付書・領収書
フリーランスになったとしても、国民年金保険料や国民健康保険料など毎月のように支払いをしていくことが必要な社会保険料があります。人によっては、任意に国民年金基金に加入している方や、介護保険料、後期高齢者医療保険料などの社会保険料の支払いをしている方もいると思います。
これらの社会保険料も1年間支払った全額が、控除の対象になるので支払いの時に受け取った控えの納付書・領収書はしっかりと保管してください。
※確定申告の際に、添付して提出する必要があります。
ただし国民健康保険料の領収書は添付する必要はないようです。
生命保険料控除と保険料控除証明書
生命保険料控除は、会社勤めのサラリーマンの方でも馴染みの深い、年末に記入する年末調整の際に添付する生命保険料控除証明書です。
自身が加入している生命保険会社から、秋ごろに送付されてくる一年間に支払って保険料を証明するハガキです。
こちらも確定申告時に、添付する必要があるのでしっかりと保管してください。
寄付金控除と寄付金控除証明書
特定の団体(※対象となる条件あり)や地方自治体などに寄付をした場合には、寄付金控除を受けることができます。
良く利用され人気なのが、地方自治体に寄付をするふるさと納税です。
寄付金控除の限度額は、通常はその年の総所得の40%相当となるので、かなりの金額を控除することが可能なのです。
だから大阪府泉佐野市はふるさと納税に必死なのか・・・
そう考えてしまいますよねw
確定申告の際には、領収書か寄付金控除証明書が必要になるのでしっかりと保管してください。
その他の控除
その他にも白色申告で様々な控除を受けることが可能です。
・地震保険料控除
・配偶者控除
・扶養控除
・税額控除
・寡婦寡夫控除
これらの控除を受けることが可能な方は、払い過ぎた税金を取り戻すことが可能なので、漏ることなく申請していくと良いと思います。
白色申告に必要なものまとめ
控除を受けることができることを知らないで、損をしてしまう方も少なくありませんので、しっかりとした情報を知ることが大切だと思います。特に経費の対象として扱ってよいものなどを知ることはとても大切です。
・電気代
・水道代
・ガス代
・電話やインターネットの通信費
・交通費
・車両費
・PC機器などの固定資産
・ソフトウェア費(サブスクリプションも含む)
・その他業務に使う雑日
損をしないためにも、下記の書籍などで知識を深めることをおすすめします。
これは経費扱いにできるのだろうか?
初めての方はいろいろと不安になると思いますので、しっかりと勉強をして税金に対する知識を身に付けていきましょう。
また白色申告を問題なくできる方は、より控除額の高い青色申告をするようにしていくと良いですね。
フリーランスになろうとしている方は、開業や税金の知識を知るためにも下記の記事もおすすめです。
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